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一般財団法人先端建設技術センター WEB記事

新たな発想を奈良で具現化する、アクティブリンク㈱の紹介(取材日:H25年11月28日)

 筆者は読めなかったが、左写真の駅名は「ならやま」と読む。この地に、介護ロボット分野で培った技術を建設等の他分野に活かすべく、切磋琢磨している会社があると聞き、お邪魔させていただいた。
 アクティブリンク㈱は、パナソニックが約8割出資している社内ベンチャーであり、ロボット技術の受託・開発、コンサルティングを行っている。
http://psuf.panasonic.co.jp/alc/index.html

 会議室に入ると、今にも歩き出しそうな大型モニターが目に飛び込んできた。
 以前製作したロボットの脚部を転用したようである。ちなみに実際には歩かない。


 まずご説明いただいたのが、この試作機。
 左の動画からご覧いただきたいが、手に持っているのは放射線遮蔽スーツ。タングステンが入っているので、見てのとおり非常に重い。これを通常工事現場で用いる土の入った土嚢袋と見立ててほしい。
 右の動画は、この試作機を使って、この重たい放射線遮蔽スーツを指一本で楽しそうに動かしている。
 試作機には車輪が付いており、容易に移動が可能である。足回りを履帯式にし、機体をコンパクトにする等の工夫を積み重ねれば、現場での土嚢積込み等の作業アシストに展開できるかもしれない。 ※画面をクリックすれば、動画が起動します。

 先のスライドで積込んだ多数の土嚢袋を、この試作機(パワーローダーライトという)にて動画のように運搬する。そんな世界があるかもしれない。
 ちなみに、この試作機が更に進化している姿を映像で見せていただいた。脚部構造を簡略化し、装備もコンパクトで格段と扱いやすくなっている。ニーズを汲み取り、改良を続けているようだ。
※画面をクリックすれば、動画が起動します。

 これはパワーローダーという試作機で、100kgfまでアシスト可能なパワー増幅装置である。ロボットの腕と手の部分が、操作者の持つレバーとほぼ同様の動作をする。(動かす・つかむ・まわす)
 ロボットの挙動を操作者が直接感じることができるフィードバックシステムを付加することもでき、300kgの握力を持ちながら、卵をつまむこともできるそうだ。
 大型重機を持ち込めないような狭隘部での重労働に展開できるかもしれない。
※画面をクリックすれば、動画が起動します。

 会社前にて記念撮影。向かって右から2人目は代表取締役社長の藤本氏、3人目は室長の小西氏。
この会社では、構造物の点検作業のアシストも視野に入れており、現在着々とプロジェクトが進行中のようである。追ってまた皆さんにお伝えしたい。

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